手造り砧(キヌタ)
砧(キヌタ)とは、昔々、川で洗濯した衣類を、棍棒の様な道具=砧で叩いてシワを伸ばしたり、あるいは稲藁などの束を叩いて繊維をほぐしたりと…叩いてほぐす用途で使わられた道具を指します。
現代で同じ用途で使われているかわかりませんし、実物の形状もこんな感じではなく、もっと棍棒!といった様相ですが、他に言いようが無かったので、この手造り道具を「砧(キヌタ)」と言い張っています。
実際に当店でどのように使っているかと言うと、このページで紹介した技法で作った物の表面をひたすら叩いて整形する、という用途で使います。
曲面を打撃するには普通のハンマーだと圧力が強すぎて跡がついたりするので、こう言った平面のハンマーが適しているのです。
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